動詞は、動作・状態・存在などを表す語である。自立語で活用があり、述語になり、用言に属する。終止形がウ段の音(ラ変の場合は「り」)で終わる。
活 用 例語 | 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
四 段 言ふ | -a は | -i ひ | -u ふ | -u ふ | -e へ | -e へ |
上二段 生く | -i き | -i き | -u く | -uる くる | -uれ くれ | -iよ きよ |
下二段 燃ゆ | -e え | -e え | -u ゆ | -uる ゆる | -uれ ゆれ | -eよ えよ |
上一段 見る | -i み | -i み | -iる みる | -iる みる | -iれ みれ | -iよ みよ |
下二段 蹴る | -e け | -e け | -eる ける | -eる ける | -eれ けれ | -eよ けよ |
カ 変 来 | こ | き | く | くる | くれ | こ こよ |
サ 変 す | せ | し | す | する | すれ | せよ |
ナ 変 死ぬ | な | に | ぬ | ぬる | ぬれ | ね |
ラ 変 ある | ら | り | り | る | れ | れ |
例語の太字は語幹
●四段活用は、最も数が多い。現代語では、未然形にオ段が加わり、五段活用となっている。
●上二段活用は、現代語では、上一段活用となっている。
●下二段活用は、現代語では、下一段活用となっている。
●上一段活用は、「射る」「鋳る」「着る」「似る」「煮る」「干る」「見る」「居る」「率(ゐ)る」など十数語のみ。
●下一段活用は、「蹴る」のみ。ただしこの語は、現代語では五段活用である。
●カ行変格活用(カ変)は、「来(く)」および複合動詞(「出で来」など)のみ。
●サ行変格活用(サ変)は、「す」「おはす」と、名詞に「す」がついてできた動詞(「ものす」など)のみ。ザ行になることもある(「信ず」など)。
●ナ行変格活用(ナ変)は、「死ぬ」「往(い)ぬ」のみ。 現代語では、五段活用となっている。
●ラ行変格活用(ラ変)は、「あり」「をり」「はべり」「いまそかり/いますがり」のみ。現代語では、五段活用となっている。
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